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ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ

if と when

if vs when

この使い分けはそれほど難しくないでしょう。
If は、その出来事が起こるか起こらないかがまだ明確でないときに使います。
それに対し、whenは、起こることはほぼ確実だが、時間の問題である、というようなときに使うのです。

時間の範囲が特定されていないような場合は、if でもwhenでもどちらでもいいことが多いです。
If he comes, I will be happy. = When he comes, I will be happy.
彼が来ると嬉しい。
時間の特定さえしなければ、どんなことであっても、起こる可能性はあるわけですからね。

ですが時間を限定した場合は、気をつけなければならないかもしれません。
If he comes today, I will be happy.
もし今日、彼が来たら嬉しいな。

When he comes today ということもあり得ますが、その場合は、彼が今日来ることは分かっているという含みがあります。
(今日彼が来るのは分かっているけれど)彼が来たとき私は嬉しくなるだろうな。という感じです。

If や when の節には will は使わない

IfやWhenで始まる節を「条件節」と呼びますが、ここでは、たとえ未来のことを話す場合であってもwillは使いません。willは「推測」を表す語です。「条件」を言うのに推測が混じったら条件になりませんからね。

If/ When の節を文頭に持ってくるときは、主文の前にカンマを入れる


(1) I’ll be happy if(when) he comes.
(2) If(when) he comes,. I’ll be happy.

これらは「同じ意味」ではありますが、何度も書いてきたように、「語順は英語のイノチ!」なので、語順が違うということはけっこう「キモチ」には違いがあるのです。

原則として、「文の前の方に来ることほど、重要」
おまけに上の例の場合、(1)のほうが英文としては「普通」の語順です。(2)は、「普通」を崩しているわけですが、普通を崩す、ということは、強いインパクトを与えるためにあえてやることなのです。普通の語順では後ろに来るものが前に来ている、ということは2重の意味でインパクトがあることになります。上の(2)の文では、「彼が来たら」という条件にインパクトがあるのです。(1)の文では「私は嬉しいだろうな」という部分の方がキモチとしては強調されます。まあ「ビミョー」ですけどね。

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